店主の独り言1:私が思う、国産バイリンガルの簡単な育て方

はじめに、こうしたらお子さんが必ずバイリンガルになる、という話ではないことをご了承ください。

あくまでも、私が2人の娘たちを見ていて感じたことになります。

上の子が誕生した15年前から、親が英語を話せず、外国人の知り合いもいなく、海外赴任などもあり得ない状況で、どうしたら子供に英語に親しませられるのか悩み、本やネットで調べ、実践してきました。この私の経験が誰かのお役に立ったらと思い、ここに残しておきたいと思います。

結論から言えば、英語に触れる時間が日本語よりずっと少なく、親が英語を話せなくても、多くの日本の子どもたちがそれほど苦労することなくバイリンガルになれると思います。ただし、できるだけ小さいうちに始め、本人が気づいた時には大好きなアニメや絵本は英語で見るのが当たり前だった、という状況にすることが理想だと思います。英語の低年齢化の議論があることは重々承知していますが、いかに簡単に、親も子も苦労しないで子供が英会話を身につけるにはどうしたらよいのか、と考えると、赤ちゃんの頃から、子供が喜ぶであろうもの(歌、アニメ、絵本等)を英語で与えることだと私は思います。でも誤解してほしくないのは、英語に触れる時間が長時間である必要はなく、毎日少しずつ積み重ねていくことだと思います。

妹Lには、生後1か月頃から4,5才まで、毎日1~2時間英会話のCDをBGMとして小さな音で聞かせ、夕飯の準備等の忙しい時にアニメやテレビを見せるときはできるだけ英語で(30分-1時間)、寝る前の絵本も6~8割は英語(15分-1時間)を実践してきました。ただし日常会話は私と2人の時でさえほとんど日本語(私の英会話レベルが高くないので、1-3割で英語)、旦那さんや姉R、祖父母との会話は全て日本語でした。

私が工夫したといえる点は、できるだけ日本語のアニメを見せないようにしたことです。アニメは英語で見るものというように仕向けていました。アニメは子どもにとって娯楽の1つですし、TV以外の選択肢が豊富な今なら子どもが大好きな英語アニメを見つけるのは難しくないと思います。わが家ではアニメの時間以外、子供たちの前でほとんどテレビをつけないのもうまくいった理由かもしれません。(大人は子どもが寝静まった後録画を見ていました。)子供が絵を描いている隣で、大人が携帯で漫画を読んでいたり、ネットニュースを見ていることはあります。。子どもを英語漬けにしようと頑張っていたわけではなく、ただBGMのルーティーンを繰り返し、おやつや隙間時間に英語の絵本を一緒に楽しみ、絵本に出てきたオモシロワード:Bingo!、Blavo!、Ta-da!等を思い出した時に、口にしていた、くらいが他に工夫した点でしょうか。

妹Lは2才、3才と大きくなるにつれ、日本語が圧倒的に優勢でしたが、お気に入りのアニメや絵本を見ている最中や直後に、お気に入りのフレーズや単語を時々口にしていました。正直私も、どれだけの英語を妹Lが知っているのか気にはなりましたが、いろんな本やネット記事に、英語を口にするのは本人のタイミング次第だと書かれていたし、何よりも妹Lが、英語アニメや絵本を心から楽しんでいる様子がうれしかったので、特に英語をアウトプットすることを強制しませんでした。

その後妹Lは普通の幼稚園へ通い、毎日の英語タイムは以下の時間でした。BGMがわりの英語CD約1時間、寝る前の英語絵本30分-1時間、英語の歌かアニメPeppa Pi〇を20分-30分。それ以外には、私が受けているオンラインの英会話のレッスンを週に1-3回、1回につき25分受ける、というようなことを半年ほどしたこともあります。でも本人が面白くないと言ったので、ほどなく終了しました。レッスンはキッズ向けの教材で、先生の後に単語を繰り返したり、”Do you like cats?” ” Yes, I do.” などのお決まりの文章を先生と繰り返し聞きあうので、Lがつまらないと思うのも無理はなく、それ以降はフリーカンバセーションを選びました。Lのお気に入りの絵本や本、おもちゃ等を先生に見せて、それについて話していました。時々ピアノやレコーダーを吹いたり、一緒に歌を歌ったり、画面上にお絵かきをして楽しく遊んでいたようです。ただこれは先生が盛り上げようと工夫してくださる必要があるので、子供と相性のあう先生を見つけることが大切だと思います。

そして現在小学生になり、テレビを見る時は自分から英語の番組を選んで見ています。聞き取りについては私よりはるかに能力が高いなと感じており、寝る前の英語絵本も、私の発音を時々訂正してくれます。。寝る前の英語絵本を頑張って続けてよかったなと思うことは、フォニックスを教えたこともないし、英語の読みを強制したこともありませんが、自分で音と文字の関係を学んだようで、気がつくと英語の絵本が読めるようになっていました。最初は暗記だったのだと思います。くり返しおなじ絵本を読んでいるうちに、音を覚え、母のマネをして、読んでいるふりをします。そこで「すごい!もう英語の本が読めるなんて!」と褒めると、子どもは本当に読めるようになりたいと思い、イラストの助けもあって、そのうち文字を読めるようになったのだと思います。さらに驚いたことに、筆記体も読めるようになっていたことです。ある探偵シリーズの本に、必ずお母さんに向けた筆記体で書かれたメモが毎回登場します。するとある日突然妹Lが「Dear Mother.」と読み始めたのです。正直私は筆記体が苦手なので、かなりしどろもどろになります。それを見かねたのか読み始め、「すごい!筆記体も読めるんだ!」と褒めると、毎回読んでくれるようになりました。もちろんスラスラとは言わないものの、誉めて伸ばすことの大切さを本当に実感します。

私はオンラインの英会話レッスンをびみょうに続けているので、Lとは以前よりは英会話ができるようになりました。気がついたことは、Lは聞き取り能力は高いものの、話す力は日本語を10点とすると、英語は6-8点といったところでしょうか。興味のある話題はすらすら話しますが、関心のなかったことは知らない単語が多いといった感じです。やはりアウトプットする場が私とのちょっとした会話しかないので、英語を話していても、途中から日本語になったり、英語でどういうの?と聞いてきたりもします。もっと英語を話す機会が増えると能力が伸びるだろうとは感じますが、現在は学校の宿題や環境に慣れることの方が大切だと思い、様子を見ています。

7才までの妹Lの英語力に関しては想像以上に素晴らしいです。正直うらやましいとさえ感じています。7才でこれだけ英語が聞き取れて、読めたら、どれだけこれからの人生で英語に関しては苦労しなくて済むのだろうと考えます。中学生や高校生になって、英単語の丸暗記に費やす時間を他のことに使えるのだとしたら。。

これらから言えることは、幼児、幼稚園生時代の方が圧倒的に子どもにとって自由な時間が多いです。小学生に入ると、宿題や習い事、友達との関係性等もあり、英語だけに避ける時間は圧倒的に減ります。親子ともに時間と心に余裕のある就学前に、英語への順応力を高めておくことをお勧めしたいです。そして、強制しない、間違いを訂正しすぎない、ほめて伸ばす、ことは非常に大切な要素だと思います。

 

ここからは、姉Rに私が行ってきた、英語教育の悪い見本となる、人に自慢できないような話です。どうか同じような過ちを他の子供たちが経験しないようにとの願いをこめて、この話をこちらに記そうと思います。

 

姉Rにも1才頃から英語の歌や会話のCD等のかけ流しをしていました。ただ決定的に違うのは、姉Rには、Rの気に入る英語の絵本やアニメを私が見つけることができませんでした。そして、英語アニメを見せ始めたのは3,4才頃で、すでにRは日本語のアニメの楽しさを知っていました。突然アニメを英語版にしたので、「意味がわからない。面白くない」と猛烈な反対を受けました。英語絵本も、当時は図書館に絵本が少なく、本人がそれほど面白がってないものを繰り返し読み、主に日本語の絵本を読み聞かせしていました。子供用英語教材は、低価格からそこそこ高額なものまで複数買いましたが、どれもRが気に入ったものはなく、それほど効果はありませんでした。また有名なディズ〇ーの英語教材は高額すぎて、我が家は検討外でした。

姉Rが幼稚園に入ると、公〇式の英語と算数を始め、どちらもかなりの進歩が見られました。しかし1年半が経過したころ宿題の争いに疲れ、辞めました。その後は英会話教室に週2回通ってみたり、音声が聞けるタッチペンで家で復習させたりしていました。彼女は何度もやりたくないと言っていましたが、しぶしぶ私の指示に従っていたのです。。

その後姉Rが小学校生活になじんだ頃、妹Lが産まれ、私は忙しくなりました。そして私はようやく姉Rの意思にすべてを任せることにしました。Rは英会話教室を辞めたい、英語のCDを聞きたくないし、つまらない英語のアニメも見たくない、と言い、すべてRの言う通りにしました。Rを英語嫌いにさせてしまい、申し訳ないことをしたという罪悪感は今でも持っていますが、さいわい母娘関係は飛躍的に改善したので、もっと早く気付くべきだったけど、手遅れになる前に気づけて良かったと思っています。

高校生になった姉Rは英語が嫌いという気持ちをいまも抱えており、成績も他の教科に比べて低いです。今は姉Rが私に英語を教えてと聞いてきた時だけ対応し、できるだけ楽しい会話を心掛けようとしているのですが、我が子に勉強を教えるのってどうして感情的になってしまうのでしょうか。。今でも難しいです。。

姉Rの経験や自分の子供の頃の経験を振り返ると、人から押し付けられて嫌な思いをしたこと、やりたくないのにやらされたことは、その後の人生にも強く影響し、その気持ちを払しょくするのはとても難しいですよね。。

だからこそ贖罪の意味も込めて、私はいかに簡単に英語を学びやすくするか、を追求したいのです。まずはこちらのサイトでたくさんの英語の絵本やコミックを広めていきますし、今後もいろんな形で、英語を楽しく簡単に身につけられる方法を探していきたいと考えています。

 

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